まおちゃんは2歳なの?
浅田真央選手のドキュメンタリーを見てほろっと泣いてしまいました。
真央ちゃんは、アスリートとしても一流ですが、人間としてとっても魅力的で、すばらしい人物ですね。
誰だってさ、緊張もするし、失敗もする。
仕事だってどんなに準備したって、うまくいかないことばかりじゃん。
結果を出せなきゃ意味がないのはわかってるけどさ、結果はかなり運に左右されたりもする。だから「お前はいつも大事な場面で失敗する」とか言われたら、顔真っ赤にしてムキになって反抗しちゃうな、俺だったら。
けど、本当は、結果とその人の「人間性」は関係ないんだよ。
だから、どんなに辛い状況にあっても、感情的にならず、素直で謙虚にいることは自分で選択できる。成功や失敗は自分でコントロールできない部分もあるけど、人間性はあくまで選択の問題。自分でコントロールすることができる。とても大変なことなんだけど、結果を出すことより、常に正しい人間性を選択できることのほうが、人として大切なんだと思う。
ドキュメンタリーを見ながら、ついオヤジ目線で涙腺が緩くなってしまいました。
そのドキュメンタリー見てる最中、真央ちゃんの思い出の写真が出てくるたびに、娘が「まおちゃんは2歳なの?」と何回も聞いてくるんです。
「この時は6歳みたいだよ」とか「10歳らしいよ」とか、答えていたのですが、何度も聞くので「なんで2歳だと思うの?」と聞き返したら、
「だって2歳ってやってるもん」
「いやいや、あれはピースをしてるんだよ。あなたも写真とるときしてるでしょ」
「あれって年じゃないの?」だって。
そう思ってたんだ。ふふ、可愛いやつめ!
この初々しさを忘れず、真央ちゃんのように素直な人間に育って欲しいものです。
もちろん僕も父親として一緒に成長していきます。