女の子の世界
普通の家庭にも悩みはつきないものですが、シングルファザーになると今までになかった悩みが増えます。
最近の悩みは「カワイイ」がわからないことです。
子どもも4歳になると「個性」がはっきりとでてきます。
社交的な子、ひとりで遊ぶのが好きな子、下の子の面倒を見るのが好きな子、自分勝手に遊ぶ子、と様々です。
娘はオシャレに興味を持ち「カワイイか、カワイクないか」にこだわり始めました。
ちょっと前まではユニクロを文句言わず着ていたのに、いっちょまえに「この服はカワイクない!」とか言ってます。
「女の子だなー」としみじみ思うわけですが、問題は僕が男であり、そういう「カワイイ」がいまいち理解できないんです。
娘は出かける前は「今日はなに着ようかな!」と洋服選びに熱心です。
友だちが家に遊びに来るときも、寝室のドアを閉めて、ひとりでなにかしていると思えば、鏡を見ながら「どれを着ようかなー」とわざわざ着替えをしています。
女の子のカワイイファッションがよくわからない僕は、ろくにアドバイスもできません。
なので、基本的に娘が着たい服を着させています。
時々「さすがにその組み合わせはないでしょ」というサイケデリックな出で立ちで、限界集落のファションリーダーになったりもしますが。
髪型も、ポニーテールとおさげはできますが、三つ編みがまったくできません。
ボサボサの縄ないのようになります。
娘に言わせれば「ぜんぜんカワイクない」です。
「わかるとできるは違うんだ」とよくあるビジネス書に書いていますが、まさにその通りで、何度やってもできないんだよなー。
父親と娘の関係同様に、母親と息子にも似たような悩みはあるのでしょうか。
ちょっと気になります。
とにかくカワイイって難しい。