ありがたみ
転職して早いもので1年3ヶ月が経ちました。
いや、あんがい早くもないか。40歳手前、異業種への転職はそんなに楽なものじゃなく、良くも悪くも密度の濃い時間を過ごすことができました。
まだ1年ちょっとしか経ってないの?という感覚のほうが強いかもしれない。
Apple Music や Google Play Music など音楽定額サービスが本格的に始まって、月額1,000円くらいで一生かかっても消費できないほどの音楽をいつでも聞くことができるようになりました。最近、amazonのaudibleというオーディオブックの定額サービスも始まって、通勤やドライブ中に聞く音楽やオーディオブックに困ることはまったくなくなりました。
いつでもどこでも好きなものが聞ける幸せ!!
と思っていたのですが、選択肢が多いと何を聞いていいのやら、意外と聞きたいものがないな、と感じるようになりました。
選択肢が多いと幸福度が下がるって説もあって、うなずける考えだと思います。
CDアルバムが3,000円で売られていた時代。
視聴できるわけでもないので、ジャケットの雰囲気でなんとなくその中身を想像しつつ、ちょっとギャンブル的にCD買って、ドキドキしながら家に帰って聞く。で、思いの外自分の好みに合わなくて、けど3,000円もしたし、無理に好きになろうと聞いた。
そんな不幸な出来事はもうなくなったけど、音楽のもつ相対的な価値観は昔のほうが高かったのかもね。
おっさん的「昔はよかったなー」というお話でした。
昔はよかったついでに、昔のCMはよかったよね。
このころの牧瀬里穂は輝いていたな~。